【株式市場】前場の日経平均は69円安、直近高値の主力株が一服し7日ぶり反落模様

◆日経平均は3万2870円00銭(69円18銭安)、TOPIXは2365.14ポイント(8.59ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億5853万株

 9月5日(火)前場の東京株式市場は、昨4日に高値を更新した日立製<6501>(東証プライム)、トヨタ<7203>(東証プライム)、三菱重<7011>(東証プライム)などが朝方に続伸した程度で軟化し、同じく昨日高値に進んだ日本製鉄<5401>(東証プライム)は朝寄りから反落模様となった。一方、日経225採用が決まったニトリHD<9843>(東証プライム)とレーザーテック<6920>(東証プライム)は活況高となり、HOYA<7741>(東証プライム)は業績上振れ観測などで続伸。日経平均は朝方に63円41銭高(3万3002円59銭)まで上げ、約1か月ぶりに3万3000円台を回復したが、その後は軟調で前引けも7日ぶり反落模様となった。

 住友不<8830>(東証プライム)などの不動産大手が堅調で日本の不動産に中国富裕層の資金流入などとされ続伸基調。東映<9605>(東証プライム)は証券会社の投資判断など好感され急出直り。ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)はドイツのモーターショーに中国資本と共同で新技術とかとされ急伸。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は大株主の状況を発表し新株予約権の行使進展がみられると再び出直り高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億5853万株、売買代金は1兆7230億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は664銘柄、値下がり銘柄数は1073銘柄。

 東証33業種別指数は4業種が値上がりし、精密機器、不動産、その他製品、小売り、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る