【引け後のリリース】JR東日本が地上30階の駅ビルを横浜駅西口に着手

引け後のリリース

■8月下旬の急落後は2番底を形成する可能性

 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1・売買単位100株)は3日、横浜駅西口開発ビル(地上26階)の先行工事に続いて駅前棟の新築工事に着手すると発表した。

 発表によると、(仮称)横浜駅西口開発ビルは、2014年9月に横浜市から都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画決定がなされたもの。地上26階(建築基準法上は30階)、地下3階、高さは約135mで、 敷地面積は約8700平方メートル、延床面積は約9万8000平方メートル。 施工者は竹中工務店。開業予定は2020年。国際都市横浜の玄関口にふさわしい魅力と賑わい溢れる駅ビル計画を、引き続き推進していくとした。

 株価は8月5日に1万2815円まで上げて株式分割などを考慮後の上場来高値を更新した。その後、中国株の波乱に端を発した全体相場の急落局面では、1万2500円前後から8月25日に一時1万400円まで下落。さらに9月2日に1万440円まで下げて2番底を形成する雰囲気になっている。セオリーでは2番底形成を確認するには1万1480円を上回る必要があるが、こうした急落後のリバウンド相場では、そこまで待っていては相場に乗り遅れることが少なくないことがあるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る