ラバブルマーケティンググループ、「お試し出店サービス」第1弾のプロジェクト、アントワークス運営の「伝説のすた丼屋」マレーシア初進出の支援が決定

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は11日、株式会社VIDA Corporation(ヴィダ・コーポレーション、本社:東京都渋谷区)と、プログレッソ ディレクション株式会社(本社:東京都中央区)と協業で展開する日本の飲食事業者の海外進出を支援する「お試し出店サービス」を株式会社アントワークスに導入し、丼チェーン店「伝説のすた丼屋」のマレーシア初進出、期間限定出店の支援を行うことが決定したと発表。

■「お試し出店サービス」について

 「お試し出店サービス」は、海外出店を希望する飲食事業者に対し、期間限定で海外に出店するために必要な戦略の策定、テナント紹介から、内装、仕入業者の手配、集客のためのマーケティングソリューションなどをワンストップで提供するサービスである。飲食店向けテナントのトータルコンサルティングで多くの実績のあるVIDA Corporation、飲食店向け不動産事業で多くの実績のあるプログレッソ ディレクション、インバウンドプロモーションを手がけるラバブルマーケティンググループの協業で行う。

 海外での出店に関しては、文化や趣味嗜好、宗教による習慣や規則が各国で異なるなど、出店までに検討に時間とコストがかかる。さらに店舗を立ち上げた後も、効果的な集客方法が日本とは異なるなど、集客に対する課題を持つ飲食事業者が多い状況だった。こうした背景から、このたび3社が協業し、「お試し出店サービス」の提供を開始した。飲食事業者は当サービスにより、手間をかけずに6ヶ月などの期間限定出店をすることで、海外進出のリスクを低減することが可能になる。また、本格的に進出することが決まった際には、同サービスにて同じくワンストップでの出店、展開をサポートしていく。

■「伝説のすた丼屋」のマレーシア出店について

 全国及び海外にも展開をしている丼チェーン店「伝説のすた丼屋」は、今回がマレーシア初進出となる。「お試し出店」とし、9月下旬頃から約6ヵ月間の期間限定出店で、マレーシアでのテストマーケティングを行う。「伝説のすた丼屋」は、企業理念である「食を通じて、日本全国さらには世界の人々の底力となる。」のもと、海外への出店を積極的に計画しており、日本から近く日本食にも馴染みが深いアジア圏への出店も進めている。海外には2023年8月時点で、アメリカ、タイ、香港に計6店舗を構えている。

 今回「伝説のすた丼屋」が出店するのは、マレーシア・クアラルンプールの繁華街ブキッ・ビンタンにある大型ショッピングセンター「ロット・テン(Lot 10)」地上5階(現地表記:LEVEL4)にある日系レストランを集結した「ジェーズ・ゲート・ダイニング(J’s Gate Dining)」内である。「ジェーズ・ゲート・ダイニング」には現在、ラーメン、すき焼き、寿司、お好み焼きなど17店舗が出店しており、日本食を求める多くの方で、日々にぎわっている。「伝説のすた丼屋」の主力商品である豚丼を提供する店舗は現在無く、新たな日本食として注目を集めることを見込んでいる。

 「お試し出店サービス」により、ラバブルマーケティンググループ及びVIDA Corporation、プログレッソ ディレクションは、物件紹介、店舗のデザイン・施工、現地マーケティング、出店前の現地メディア向けの発表会の企画・実施などを手掛け、出店までの準備や出店後の集客のご支援をワンストップで行う。

 なお今回の「伝説のすた丼屋」の「ジェーズ・ゲート・ダイニング」出店の支援は、「お試し出店サービス」開始後初のプロジェクトとなる。今後も同サービスにより、マレーシアのみならず海外での出店を目指す飲食店の支援を続けていくとしている。

■「伝説のすた丼屋」概要

 “すた丼”とは、低温で油通しし余分な脂を溶かし落としつつ旨味を閉じ込めたジューシーで柔らかな豚バラ肉に“秘伝のニンニク醤油ダレ”を絡めて、高火力と鍋を操る職人技で一気に炒め上げ、並盛でも茶碗約3杯分もの大盛りご飯の上に盛ったすたみなとボリューム満点の丼ぶりである。1971年に多摩地区で創業したラーメン店の創業者が『若いやつらに安くて旨いものを腹いっぱい食べさせてやりたい』という想いを込めて試行錯誤の末に生み出したまかない飯がルーツとなっている。この“すた丼”を軸にすたみなとボリューム満点の商品を取り揃え、首都圏を中心に北は北海道、南は沖縄まで全国178店舗(2023年8月末現在)を展開している。

■「伝説のすた丼屋」運営会社情報

・社名:株式会社アントワークス
・本社所在地:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-21-7
・代表者:代表取締役社長 早川 淳
・事業内容:飲食事業「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」「デンバープレミアム」「伝説のステーキ屋」「き久好」「大衆食堂 にぎわい満腹食堂」運営
・設立:1989年
・資本金:4,500万円

■ラバブルマーケティンググループについて

 「人に地球に共感を」をパーパスとし、現代の生活者の情報消費行動に寄り添う共感を重視した愛されるマーケティング(Lovable Marketing)を推進するマーケティング企業グループである。「最も愛されるマーケティンググループを創る」をグループミッションに、マーケティングの運用領域を主軸として事業展開をしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る