マーベラスは自社株買い材料に急伸し「ダブルボトム」形成
- 2015/9/4 09:28
- 株式投資ニュース
マーベラス<7844>(東1・売買単位100株)は朝寄り後に11.7%高の1119円(117円高)まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出た。3日の取引終了後、取得上限株数160万株(発行済み株式総数の3.0%)、上限金額20億円の自己株式取得(自社株買い)を発表。全体相場が小安い中で軽量株妙味が注目された。
中国株の波乱に端を発した8月下旬の全体急落局面では、同社株も1350円前後から一時900円まで下げた。その後はリバウンドを経て再び968円まで軟化して2番底を探る展開になった。テクニカル的には、リバウンド時の上値1109円を上抜けば「二点底」「ダブルボトム」を形成したことになり、下値不安が大きく後退することになる。買い安心感が広がり、本格的な回復相場に発展する可能性が強まってきたといえそうだ。