三陽商会は2018年以来の高値に進む、「月次」発表から再び上値を追う
- 2023/9/12 10:29
- 業績でみる株価
■8月の売上高11%増加、PBR向上への取組にも期待が
三陽商会<8011>(東証プライム)は9月12日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時を過ぎては5%高の2188円(103円高)まで上げて約2ヵ月ぶりにこのところの高値を更新し、2018年以来の2100円台に進んでいる。9月5日に8月の「月次業績報告」を発表したあたりから再び上値を追う相場になっており、8月の売上高が前年同月比11%増加したことなどを受け、引き続き買い優勢の展開となっている。
また、株価水準はいぜんPBR(株価純資産倍率)0.7倍台のため、引き続き、東証が進めるPBR向上への取組に期待の強い銘柄のひとつでもある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)