■祝!リーグ優勝、各銘柄とも次は「日本一」に向けて値固めの見方
9月15日朝の東京株式市場では、プロ野球・阪神タイガースが14日に18年ぶり6度目のリーグ優勝を決めたものの、関連株は反落模様となっている。阪急阪神HD(阪急阪神ホールディングス)<9042>(東証プライム)は5575円(70円安)で始まり、昨日までの高値更新相場から反落して始まり、阪神阪急百貨店のH2Oリテ(エイチ・ツー・オー リテイリング)<8242>(東証プライム)も1874円(52円安)で始まり、昨日までの連日高値相場から反落相場となっている。リーグ優勝を達成したため、相場心理に特有の達成感、出尽くし感が出て利食い先行になったと見られている。上新電機<8173>(東証プライム)、タイガースポリマー<4231>(東証スタンダード)も反落模様となっている。
ただ、阪神タイガースは、このあと10月中旬のクライマックスシリーズ(CS)に進み、ここでも勝てば「日本一」を決める日本シリーズに臨む。関連銘柄の値動きは、これらを見据えて値固めを入れる方が先々一段高に向けたエネルギーの蓄積になるとの見方がある。
上新電機は、すでに13日付で「阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を飾った場合、優勝決定の翌日からジョーシン各店で『阪神タイガース、リーグ優勝おめでとうセール」』を実施いたします」と発表している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)