Kudan、Whale Dynamicへの総額3-4億円の製品ライセンス販売を含む資本業務提携に向けた基本合意書を締結

 自己位置推定及び環境地図作成をリアルタイムで同時に行う技術(SLAM)のリーディングプロバイダーであるKudan<4425>(東証グロース)は20日、ビジネスパートナーであり中国で自動運転ソリューションを開発するWhale Dynamic Co.Ltd.(中国語表記: 深圳市惠爾智能有限公司、本社:中国深セン、CEO:David Yufei Chang:Whale Dynamic)との間で資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表。

 Whale Dynamicは、Kudanの3D-Lidar SLAM技術を統合したロボット(自律走行型配送車)及び関連するHDマップ作成用ツールセット製品の提供を2022年7月に開始し、先進自動運転技術の実証を官民体制で急進する中国市場を中心に市場販売を進めてきた。

 そのような中、中国市場での実績の拡大と共に、欧州や中東など、グローバル地域におけるWhale Dynamicの提供するソリューションに対する需要が高まり、併せて、乗用車向け自動運転などより幅広いWhale Dynamicの製品におけるKudanの技術提供の機会の見通しも高まってきた。これらの事業進捗により、Kudan技術を統合したWhale Dynamicの製品販売の拡大を見込んでおり、これに相応する総額3億-4億円分のKudan製品ライセンスの販売について、Whale Dynamicと同合意を締結した。

併せて、Kudanは、Whale Dynamicのグローバルへの地域展開と、自動運転への製品展開を加速するため、Whale Dynamicに対して成長資金5億円の出資を行い、協業体制の強化並びにWhale Dynamicの製品販売及びKudan技術の普及を共同で推し進めることにつき、本合意を締結した。同資本業務提携に関する詳細やアップデート情報については、今後随時発表される予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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