SANKYOは買い気配のまま一段高、未定としていた第2四半期の業績予想を発表、大幅増配も好感

■9月中間配当は1株150円(前年同期比90円の増配)に

 SANKYO<6417>(東証プライム)は9月22日、買い気配のまま一段高で始まり、取引開始から15分を経過した午前9時15分現在は10%高の7223円(650円高)で買い優勢となっている。21日の16時に未定としていた第2四半期の連結業績予想(2023年4~9月・累計)と配当方針の変更、および配当予想の修正(増配)、立会外での自社株買いなどを発表し、好感されている。

4~9月の連結業績予想は。売上高を1140億円(前年同期比63.0%増)とし、営業利益は435億円(同64.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は310億円(同45.5%増)とした。パチンコ機「フィーバーガンダムSEED」が5万台の販売を記録したのか、スマートパチスロでは「L パチスロ からくりサーカス」を投入し、人気を博したことに加え、10月に市場投入が始まる「L エヴァンゲリオン~未来への創造~」が一部9月末に売上計上される見込みとなった。

 配当は第2四半期末(9月中間期末)の配当を1株150円の予定、(前年同期比90円の増配)とし、3月期末配当も150円の予定(同60円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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