And Doホールディングス、「ハウス・リースバック」で取得した不動産の信託受益権を譲渡完了、さらなる財務健全化等に寄与
- 2023/9/26 16:35
- IR企業情報
■今回は226件、譲渡価格40億16百万円、譲渡益7億63百万円
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は9月26日の午後、「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産の信託受益権の譲渡完了を発表した。楽天グループ<4755>(東証プライム)の楽天信託株式会社(東京都港区)をシニアレンダーとし、同日、ファンドであるHLB15号合同会社(東京都千代田区、以下、HLB15号)に譲渡した。
今回、譲渡した資産(信託受益権)は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物で、対象不動産の件数は226件(平均・戸当り約17百万円)、譲渡価格は40億16百万円、帳簿価格は32億52百万円、譲渡益は7億63百万円だった。
「ハウス・リースバック」は、住みながらその家を売却できるサービスで、自宅などの不動産を活用することで高齢者や個人事業主をはじめとした様々な人々の資金ニーズに応えることができるサービスとして、同社で大変好評を博している。また、同社にとっては、取扱い件数の増加やエリア拡大に努めることで、安定的な収益確保と持続的な成長につながる。さらに、その受益権の譲渡は、保有資産の効率的活用と、さらなる財務の健全化につながっている。
本件譲渡にともなう上記譲渡価格は、2024年6月期・第1四半期連結決算(23年7~9月)に売上高として計上する見込み。また匿名組合出資分の配当は営業外収益として計上する予定。なお、本件は23年8月14日に公表した24年6月期の通期業績予想に含まれており、現時点での通期業績予想の変更はないとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)