ヤマトインターナショナルは急伸後もジリ高続く、8月決算予想の増額修正を受け連日高値

■春夏物好調でセール期の値引き率も抑制

 ヤマトインターナショナル<8127>(東証スタンダード)は9月28日、続伸基調となり、327円(5円高)まで上げて日々小幅だが4日続けて年初来の高値を更新し、2022年3月以来の320円台に進んでいる。「クロコダイル」ブランドなどのアパレル大手で、9月22日に2023年8月期の決算予想を発表し、各利益予想と配当予想を増額修正。翌取引日に急伸して高値に進み、以後も連日高値を更新している。決算発表は10月13日頃の予定。

 23年8月期の連結業績見通しは、従来予想に比べて売上高を3.1%下方修正したが、「上期終盤の2月以降は春夏物のプロパー販売が好調に推移」(発表リリースより)、また「セール期における値引き率の抑制等により」(同)、営業利益は従来予想比20.0%増の3億円の見込みに見直すなど、各利益の予想を大幅に引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%増の5.6億円の見込みに引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る