池上通信機が連日高値、受注、納入などに関する発表相次ぎ期待強まる

■小型高感度カメラの新製品は7月下旬の発売から受注好調

 池上通信機<6771>(東証スタンダード)は9月ゥ28日、午前11時にかけて845円(24円高)まで上げて昨年来の高値を2日連続更新し、後場も13時を過ぎて840円台で売買され、全体相場が大幅安(日経平均は650円安)となっている中で強さが目立っている。28日付で、テレビ神奈川に2つのサブシステムを納入と発表している上、27日には札幌映像プロダクションから中継車搭載システム受注と小型高感度カメラ新製品の受注好調を発表しており、業績への寄与に期待が強まった。

 業績は回復傾向で、8月に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)は前年同期比で売上高が29.2%増加。各利益は赤字だったが経常赤字と四半期純損失は7分の1に急改善。3月通期は完全黒字化を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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