【株式市場】前場の日経平均は448円高、米政府機関の「閉鎖」回避など好感され一時543円高

◆日経平均は3万2305円66銭(448円04銭高)、TOPIXは2350.21ポイント(26.82ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億150万株

 10月2日(月)前場の東京株式市場は、米政府機関の「閉鎖」が回避されたと伝えられダウ先物などが夜間取引で上げた上、為替の円安などが好感され、自動車、電気精密、鉄鋼、海運株など幅広く上げて始まり、この日から日経225構成銘柄になったレーザーテック<6920>(東証プライム)はほぼ8か月ぶりに2万4000円を回復。銀行株も、千葉興銀<8337>(東証プライム)の四半期好決算による8%高に触発され軒並み上げた。日経平均は244円高で始まり、午前9時半過ぎに543円96銭高(3万2401円58銭)まで上げ、一進一退に転じたが前引けも上げ幅400円台で大幅反発基調となった。

 アダストリア<2685>(東証プライム)が業績予想の増額など好感されて急伸し、アクシージア<4936>(東証グロース)は会社説明会の動画アップで評価再燃と大幅反発。ギグワークス<2375>(東証スタンダード)は「AKB48」秋元康氏のアドバイザー就任や少額短期保険新事業などで9月中旬に急伸した相場に乗った向きが再び注力とされ一段高。デジタルプラス<3691>(東証グロース)は引き続きMacbee Planet<7095>(東証グロース)との提携が好感され3日連続大幅高のストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億150万株、売買代金は1兆7225億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1367銘柄、値下がり銘柄数は415銘柄。

 東証33業種別指数は31業種が値上がりし、銀行、輸送用機器、機械、金属製品、ガラス土石、ゴム製品、証券商品先物、電気機器、非鉄金属、海運、倉庫運輸、化学などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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