エリート銘柄集団指数の「JPX日経400」の下げきつい、優等生ゆえに整理進まず
- 2015/9/7 14:40
- 今日のマーケット
東証1部の主力3指数である、「日経平均」、「JPX日経400」、「TOPIX」の中でJPX日経400の下げがもっとも大きくなっている。年初来高値から今日(7日)の安値までの下落率はJPX日経400が17.1%と日経平均の下落率16.6%、TOPIXの下落率16.8%を上回り、もっとも大きくなっている。これは、今年6月にかけJPX日経400に採用になっているトヨタ自動車など、「エリート株買い」が超盛り上がったことに対する反動が出ているものと思われる。「JPX日経400銘柄は内容の良い優等生株ばかりだから信用買いの整理が進んでいない」(中堅証券)とみられているというから調整にはまだ時間がかかりそうだ。