セキュアヴェイルは3日続伸基調、政府の国産サイバー対策ソフト構想や新サービスへの期待に降雨反応

■3期ぶり完全黒字化を見込み、全体相場がさえない中で選別買いも

 セキュアヴェイル<3042>(東証グロース)は10月4日、3日続伸基調の相場となり、後場寄り後は13%高の405円(47円高)まで上げて2020年10月以来、ほぼ3年ぶりの400円台に進んでいる。9月末、「政府端末に国産サイバー対策ソフト、25年度導入、独自に情報分析」(日本経済新聞9月30日付朝刊)と伝えられて10月初から動意を強めており、10月3日に、子会社が提供する文教、公共機関向けのMicrosoft365レポーティングサービス「LogStare M365」のオンプレミス版登場を発表するなどで、さらに注目の集まる相場になっている。

 連結業績は今期・2024年3月期、3期ぶりの完全黒字化を予想している。日経平均が一時699円安となるなど、全体相場がさえない中で、投資の基本に立ち返り業績動向などに注目し直す動きがある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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