テモナ、EC事業支援のテモナ、不正注文検知&自動処理サービス『ECield(イーシールド)』をリリース
- 2023/10/6 08:41
- プレスリリース
■出荷停止などの自動処理に加え、ホワイトリストで収益最大化にも貢献
EC事業の支援サービスを提供しているテモナ<3985>(東証プライム)は5日、安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこ<4166>(東証グロース)と技術提携し、ECにおける不正注文検知&自動処理サービス『ECield(イーシールド)』を2023年10月2日にリリースしたと発表。テモナのD2Cビジネスに特化したEC事業者1000社以上へのカート導入実績に裏付けされるノウハウと、かっこのデータサイエンスの技術とノウハウの融合により、不正注文を一網打尽にする。
■背景
EC事業において、クレジットカードの不正利用、イタズラ注文や転売目的の注文、リピート通販(サブスク)特有の初回特典を狙った同一複数注文などの不正被害は増加傾向にある。一般社団法人日本クレジット協会(2023年9月)によると、前四半期(2023年4月~6月)の不正利用被害額は141.0億円となり前年同期比で32.7%の増加となっている。不正に利用されたクレジットカードによる注文は、チャージバックという手続きを経て、多くの場合EC事業者が負担することになり、EC事業運営における課題の1つとなっている。
■ECield(イーシールド)の3つの価値と強み
1.質の高いビッグデータ
サブスクD2Cに特化し、EC事業者1,000社超のカートNo.1(※)導入実績によって蓄積された質の高いビッグデータで効果的に不正注文を排除。 ※2019年6月株式会社日本流通産業新聞社調べ
2.完全自動処理で効率化
ショッピングカート、受注チャットボットとの自動連携により、面倒な不正注文の処理(チェック、出荷止め)を完全自動化。テモナの提供する「たまごリピート」「サブスクストア」にも対応。
3.ホワイトリストで収益最大化
優良顧客を自動で見極め、追加自動オファーや決済方法の自動変更を行うことでLTVの最大化と決済コストの最小化を実現。
■ECield(イーシールド)のシステムイメージ
いたずら注文・転売屋注文・アフィリエイト報酬目的の注文など、高い広告費をかけても費用回収できない消費者からの注文を未然に検知し、出荷停止・割引価格から通常価格への自動変更などの処理を行い、事業者の損失軽減に貢献する。
■主な機能
◯検知機能
注文申込フォーム内の入力情報とホワイトリスト及びブラックリストを利用して自動検知を行いる(電話注文受付時にも検知機能の利用が可能)。
◯自動処理(不正検知後)
不正が検知された場合、以下じみた様々な自動処理が可能である。
・注文を受注処理した上で、その後出荷を自動で停止
・注文を受けずに別のページへ自動遷移
・その他(料金変更、決済変更、ステータス変更など)の自動処理
◯ホワイトリスト検知処理
不正とは逆に、優良なお客様に対して任意の処理を設定することが可能である。
・追加オファーなどの処理(クーポン、割引処理、VIPページ誘導など)
・支払い方法の変更
・任意のVIP向けメッセージなどの表示
■たまごリピートとは
リピート通販専用システムの「たまごリピート」は、ECネット通販での定期購入や頒布会などの継続購入専門通販システム・ショッピングカートシステムである。ECサイトの注文管理や自動決済、ステップメールなどリピート通販に必要な管理業務全てに対応している。
■サブスクストアとは
ネットショップ(サブスクリプション)事業における販売・顧客・入金・在庫などの管理はもちろんのこと、販売促進やメール送信など一元的に管理できるクラウド型システムである。定期購入、頒布会、ステップメール、電話受注などの必要な管理機能は全て備えており、集客の為の”LP(ランディングページ)作成”や”広告管理”などはもちろん、出荷を伴わないデジタルコンテンツや大規模ショップ向けのカスタマイズにも対応している。
■テモナ株式会社について
テモナの社名は「便利に、簡単に、たやすく」という意味を持つ「てもなく」という古い言葉に由来する。EC領域において約14年に渡ってサブスク事業支援に特化したシステムを提供しており、1000社以上の企業が利用している。サブスクに特化したテクノロジーとノウハウで事業者支援を行い『サブスクで世の中を豊かにすること』がパーパスである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)