イトーキとNX商事はカンボジアに中古オフィス家具を寄付、循環型社会とSDGsに貢献
- 2023/10/12 14:14
- プレスリリース
■2200点以上のオフィス家具をカンボジアに送る
イトーキ<7972>(東証プライム)とNX商事(本社:東京都港区)は、リニューアルや移転などで不要になったオフィス家具をカンボジアの官公庁や教育・医療施設などに寄付する協働事業を2021年から行っている。事業開始から約2年間で、コンテナ15基分に相当する2200点以上の家具を寄付した。カンボジアでは地場のオフィス家具メーカーがなく、高強度のスチール製家具のニーズや希少性が高いため、寄付先から高い評価を得ている。
同事業は、まだ使えるオフィス家具の廃棄を削減し循環型社会へ貢献するとともに、寄付先の持続可能で強靭な都市および環境整備の支援、公的・官民・市民社会のパートナーシップ推進による経済生産性向上など、受入側・排出側双方のSDGs実現を目指している。同スキームは全国の民間企業や団体に採用されており、イトーキも自社で利用し、日本橋本社「ITOKI TOKYO XORK」大規模リニューアル時に発生した使用済みの家具約250点をカンボジアの公共機関へ寄付した。
同社は今後も、同取り組みを通じてSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を果たし、「人も活き活き、地球も生き生き」する社会の実現を目指していくという。また、カンボジアでライフサイクルを終えたオフィス家具のリサイクルや廃棄の環境配慮までを包含できるよう、ASEANのグループ会社と検討を進めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)