クボタと日本IBM、クボタスマート水道工事システム「パイプロフェッサー」の提供を開始
- 2023/10/16 15:51
- プレスリリース
■水道工事に伴う書類作成業務のDXにより、老朽化が進む水道管路の更新に貢献
クボタ<6326>(東証プライム)と日本アイ・ビー・エムは16日、水道工事に伴う図面や書類作成業務のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を実現する日本初のサービス「パイプロフェッサー」の提供を開始したと発表。老朽化が進む水道管路の更新に貢献する。
「パイプロフェッサー」は、設計から施工計画、施工管理、竣工図書作成までの広範な業務のデータを一気通貫で連携するシステムとして日本初(クボタ調べ)である。クボタ独自のAI技術やIoT技術などICTを活用して、高精度な管路の設計図面や施工計画表などのもとになるデータを自動作成し、そのデータから各種報告書類を自動作成することで、業務の省力化や省人化、ノウハウレス化を実現する。
システムの共同開発にあたっては、水道管の国内トップメーカーであるクボタが長年蓄積した管路に関する技術とノウハウを提供し、日本IBMが最新のテクノロジーを活用したシステム設計・構築・運用の知見を提供した。Microsoft Azure上に構築されたデータプラットフォーム「PIPEFUL(パイプフル)」に各アプリケーションのデータが集約され、データ間の連携が可能になった。
今後、クボタは、「パイプロフェッサー」を構成するアプリケーションの拡充や維持管理・更新計画業務に関するソリューションの提供を進めていく。安全・安心で持続可能な水インフラの構築に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)