■特例子会社社員やオリィ研究所メンバーがリモートで勤務
モスバーガーを展開するモスフードサービス<8153>(東証プライム)は、2023年10月20日(金)~11月2日(木)の平日、「モスバーガー広島十日市店」にて、分身ロボット「OriHime」を実験導入すると発表。このロボットは、外出困難な人の分身として、店舗勤務を可能にするテクノロジーだ。
■人手不足に対応するとともに、SDGsの達成に貢献
「OriHime」は、全長約23cmの分身ロボットで、子育てや介護、身体障がいなどの社会的ハンディキャップにより外出困難な人が、リモートで会話や動作を行うことができる。今回の実験では、月~水曜日はモスフードサービスの特例子会社である株式会社モスシャインで働くチャレンジメイトが、木・金曜日は株式会社オリィ研究所のハンディキャップを持つメンバーが、「OriHimeパイロット」としてリモートで接客を行う。
この取り組みは、人手不足に対応するための実証実験として行われるとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた「モスSDGsアクション」の一環でもある。障がい者の雇用促進や社会参画の支援を通じて、人ならではのあたたかみのあるコミュニケーションを提供し、多様な価値観や能力を認め合う社会の実現に貢献することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)