エスプールの子会社、山口県美祢市、エスプールグローカルのオンライン窓口を総合支所に導入

■“自治体職員の人手不足解消“と”住民サービス向上“を目指す窓口改革

 エスプール<2471>(東証プライム)の子会社で、広域行政BPOサービスを提供する株式会社エスプールグローカル(本社:東京都千代田区/社長執行役員:佐久間雄介)は23日、山口県美祢市の総合支所にてオンライン窓口事業を開始すると発表。

■導入の背景

 エスプールグローカルでは、自治体の業務を受託するシェアード型のBPOセンターを全国20か所で展開しており、専用オペレーターによるオンライン窓口や、自治体スマートカウンター『「みんなの」㋜窓』を運営し、行政サービスの向上を目指している。

 一方、美祢市は本庁の他に2つの総合支所を設置しており、本庁と支所の提供サービスの差や、職員の人手不足が課題となっている。

 このような中、美祢市はエスプールグローカルのオンライン窓口を導入し、支所を利用する住民のサービスの向上と職員の業務負担の軽減を図っている。

■事業内容

 同事業では、美祢市美東総合支所、秋芳総合支所にオンライン窓口を設置。窓口では、問合せ対応・申請サポート・本庁への接続が可能となる。

[内容]

(1)住民からの問合せ対応

 専用オンラインオペレーターが定型的な問合せに対応することで、自治体職員の負担を軽減

(2)手続きサポート

 電子申請等のサポートを実施。住民の操作は不要で、オペレーターの案内で申請が完了

(3)本庁への接続

 本庁職員の対応が必須な場合は、本庁へオンライン接続。住民と職員での2者通話が可能

[期間]

2023年11月6日(月)~2024年3月29日(金)

[対応業務]

 市民課、健康増進課、子育て支援課、福祉課、税務課等に関わる問合せ及び手続き

■エスプールグローカルのオンライン窓口とは

 同社のBPOセンターに常駐する専用のオンラインオペレーターが、自治体職員に代わって住民の問合せ対応やオンライン申請サポートを行う窓口代行サービス。

 住民の操作は一切不要となり、高齢者向けのデジタル・ディバイド対策に寄与する。全国80自治体以上の導入実績があり、「行かない窓口」として商業施設等に、「書かない窓口」として庁舎内に設置されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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