マリオンは9月決算予想の大幅増額が好感されストップ高、営業利益は従来予想を41%上回る見込みに

■「原材料高騰、光熱費上昇などはあったが」

 マリオン<3494>(東証スタンダード)は10月24日、買い気配を上げて22%高の1400円(250円高)で始まり、ほどなくストップ高の1450円(300円高)まで上げ、約1か月ぶりに1400円台を回復している。23日の15時30分に2023年9月期の業績予想の大幅な増額修正と増配を発表し、好感買いが殺到している。配当は期末のみで、23年9月期末の配当を1株につき従来予想比3円増の14円の予定とした。

 23年9月期の決算見通しは、「原材料価格の高騰、光熱費、保険料の上昇等の影響はあったものの、一般管理費等が当初計画を下回る見込み」となり、「低稼働物件の売却等が功を奏し」、営業利益は22年11月に開示した従来予想を41.1%上回る3億81百万円(前期比68.6%増)になる見込みとした。当期純利益は同72.9%上回る1億21百万円(同2倍)の見込みに見直した。増額修正後の予想1株利益は77円29銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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