■日本の菓子文化を発信する新たな取り組み
明治ホールディングス<2269>(東証プライム)グループの明治は24日、訪日外国客の増加に伴い、日本の菓子の魅力を海外から日本に来た顧客にもわかりやすく伝えるために、多言語対応の商品情報サイトを開設したと発表。このサイトでは、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語、日本語の5カ国語で商品の特長やアレルギー情報などを表示できる。また、このサイトにアクセスできる二次元バーコードと商品情報検索マーク「ブランドリンク」を2023年11月より順次展開する予定で、今後は100品以上の菓子商品に掲載する。
多言語対応情報サイトは、日本の和のイメージを想起させるようなデザインとし、外国の顧客に日本の菓子の魅力を知ってもらえるような構成としている。パソコンやスマートフォンから、商品と言語を選ぶだけで簡単に商品情報を閲覧できる。同社ホームページの商品情報サイトやブランドサイトでも、多言語対応情報サイトにリンクするバナーを掲載している。
二次元バーコードと検索マーク「ブランドリンク」は、外国の顧客自身で商品情報を検索してもらい、理解してもらうことで、同社商品の認知拡大や高まるインバウンド需要への取り組み強化を図るもの。二次元バーコードはパッケージ裏面に掲載し、スマートフォンで読み取ることで多言語対応情報サイトに遷移する。検索マーク「ブランドリンク」はパッケージ正面に掲載し、同社ホームページや検索エンジンなどで「ブランドリンク」と入力することで多言語対応情報サイトに遷移する。
同取り組みを通じて、明治は日本のお菓子の魅力を海外から日本に来られた顧客にもわかりやすく伝えることで、日本のお菓子の魅力を世界に広げていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)