【株式市場】前場の日経平均は404円高、米半導体株高など受け次第高

◆日経平均は3万1466円92銭(404円57銭高)、TOPIXは2269.14ポイント(28.41ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億957万株

 10月25日(火)前場の東京株式市場は、米半導体株高やNASDAQの2日続伸などを受けてレーザーテック<6920>(東証プライム)が5日ぶりに反発するなど半導体関連株が軒並み値上がりし、自動車、鉄鋼株なども反発した。値上げを発表した森永乳業<2264>(東証プライム)や業績予想を大幅増額修正した雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は活況高。伊藤忠<8001>(東証プライム)などの大手商社、石油株、海運株も高い。日経平均は240円高で始まり、午前10時過ぎに上げ幅300円を超え、前引けにかけて同400円高の高値引けとなった。

 業績予想を大幅に増額修正した野村マイクロ・サイエンス<6254>(東証プライム)はストップ高。日本高純度化学<4973>(東証プライム)は業績予想を下方修正したが配当予想の増額修正が好感され活況高。半導体株高は次第にすそ野を広げ、マルマエ<6264>(東証プライム)やサムコ<6387>(東証プライム)も次第高。マリオン<3494>(東証スタンダード)は9月決算予想の大幅増額が連日好感され2日連続ストップ高。ベイシス<4068>(東証グロース)は「2030年ビジョン」など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億957万株、売買代金は1兆5944億円。プライム上場1660銘柄のうち、値上がり銘柄数は1432銘柄、値下がり銘柄数は196銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、石油石炭、輸送用機器、卸売り、機械、電力ガス、パルプ紙、銀行、保険、建設、海運、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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