And Doホールディングス、山梨中央銀行のサステナビリティ・リンク・ローンを契約、25日に融資実行

■不動産流通の活性化を通じてさまざまな社会課題解決に貢献

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開する株式会社And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は、山梨中央銀行<8360>(東証プライム)と「山梨中銀サステナビリティ・リンク・ローン」(以下:本ローン)について融資契約を締結し、10月25日に実行されたと発表した。融資額は3億円、資金使途は長期運転資金。

■特に高齢者の資金確保など、不動産を活用した資金調達法の構築めざす

 And Doホールディングスは、サステナビリティへの取り組みとして、不動産流通の活性化を通じて、さまざまな社会課題解決(中古住宅市場の活性化、空き家の増加抑制、老後資金の確保、住宅の長寿命化等)に寄与することを表明している。特に、高齢者の住宅確保と資金確保の両面を実現していくことが重要と考えており、不動産資産を活用した資金調達の仕組みの構築に取り組んでいる。

 本ローンは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット(以下:
SPTs)として、老後資金の確保につながる、「ハウス・リースバック累積仕入契約件数」、「リバースモーゲージ保証残高」をSPTsに設定した。

<SPTsの設定内容(目標)>

【ハウス・リースバック:累積仕入契約件数】
・2023年6月期から24年6月期の2年間累計値:2400件
・2023年6月期から25年6月期の3年間累計値:3840件

【リバースモーゲージ:保証残高】
・2023年6月期から24年6月期の2年間累計値:285億円
・2023年6月期から25年6月期の3年間累計値:506億円

 当該SPTsの合理性は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、第三者評価を取得している。And Doホールディングス<3457>(東証プライム)はSDGs・ESG経営を推進し、「不動産×金融×IT」で持続可能な事業の成長を図ることで、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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