オルガノは上場来の高値を更新、業績・配当予想を修正し通期の営業利益は従来予想を25%上回る見込みに

■プラント案件の利益率改善、ソリューション事業なども好調

 オルガノ<6368>(東証プライム)は10月26日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は14%高に迫る4560円(545円高)をつけ、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を約2週間ぶりに更新している。25日の16時に業績予想と配当予想の修正を発表し、今期・2024年3月期の連結営業利益の予想は5月に開示した従来予想を25.0%上回る200億円の見込み(前期比31.4%増)としたことなどが好感されている。売上高の予想は据え置いた。

 受注高は、第2四半期累計期間(4~9月)で760億円(期初予想比8.6%増)を見込み、、通期では1500億円(期初予想と同額)を見込むが、利益面では、プラント案件の利益率改善やソリューション事業・機能商品事業が好調に推移していることなどから期初予想を上回る水準を見込む。配当予想は、9月中間配当、3月期末配当とも各々1株につき41円の予定(従来予想比8円増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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