アーレスティは後場も堅調で出直り継続、経常利益を従来予想の9倍に見直す

■第2四半期の決算予想、本業好調で為替差益も加わる

 アーレスティ<5852>(東証プライム)は10月26日、2日続けて出直る相場となり、前場6%高の736円(43円高)まで上げた後も堅調で、後場は14時を過ぎて5%高の727円(34円高)前後で推移、出来高が急増している。25日の15時に業績予想の増額修正などを発表し、第2四半期の連結経常利益(2023年4~9月・累計)を5月に開示した従来予想の9倍に引き上げたことなどが注目されている。為替差益4億66百万円を営業外収益に計上する。さらに、営業利益も従来予想を50%上回る見込みとしたため、本業の好調さも改めて見直される形になった。第2四半期の決算発表は11月14日(火)を予定している。

 また、連結営業利益を見ると、第2四半期(2023年4~9月・累計)の見通しは従来予想を50%上回る6億円に見直した。2億円の増額修正となった。また、3月通期の予想は従来予想を9.1%上回る24億円に見直した。こちらも2億円の増額修正となった。通期予想には上期の増加分しか織り込んでいないことになるため、下期の動向によっては通期予想が一段上振れる可能性があると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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