シャープ、トヨタの新型「アルファード」「ヴェルファイア」「センチュリー」「レクサスLM」向けにリヤマルチオペレーションパネルを製品化

■後部座席からシートやランプ、空調、オーディオなどをスマートフォンのように操作できる

 シャープ<6753>(東証プライム)は30日、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)の新型車「アルファード」「ヴェルファイア」「センチュリー」と「レクサスLM」向けに、後部座席から車内の各種設備を操作することができる「リヤマルチオペレーションパネル」を製品化したと発表した。順次、搭載される。

■防水対応で車外への持ち出しを知らせるブザー機能も搭載

 同機は、トヨタの「リヤマルチオペレーションパネル」で初めて、座席から取り外して手元で操作ができるワイヤレス方式に対応している。約5.5インチのタッチパネルを搭載し、スマートフォンのような感覚で操作ができる画面デザインを採用。防水に対応したうえ、片手でも使いやすいコンパクトな形状を実現している。

 シートやランプ、空調、オーディオなどをリラックスした姿勢のままでお好みの設定に調節できる。シーンごとにおすすめの設定モードを選択すれば、シートの角度や明るさなどの車内環境を状況や気分に合わせて一括で調整できる機能も搭載している。自分好みにカスタマイズした設定モードを登録することも可能だ。また、車外への持ち出しを知らせるブザー機能も備えており、誤って持ったまま降車したときには音で知らせる。

 シャープは、車載分野の新規製品やソリューション創出の取り組みを、今後さらに強化していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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