日本新薬が急反発、第2四半期の営業利益は来予想を30%上回る見込みに

業績でみる株価

日本新薬<4516>(東証プライム)は10月31日、急反発となり、取引開始後に17%高の6241円(919円高)まで上げて約半月ぶりに6000円台を回復し、午前10時を過ぎても15%高前後で売買活況となっている。30日の15時に連結業績予想(第2四半期累計期間:2023年4~9月)の増額修正を発表し、営業利益は5月に開示した従来予想を30%上回る見込みなどとし、注目再燃となっている。

4~9月は、「ウプトラビ」の海外売り上げに伴うロイヤリティ収入、機能食品事業の好調推移などにより売上収益が従来予想を2.1%上回る見込みとなり、利益面では研究開発費が当初予想より下回ること、為替差益の発生などにより、営業利益は同30.0%、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同29.0%上回る見込みとなった。3月通期の連結業績予想は当第2四半期決算発表時(11月13日予定)に開示するとした。(HC)(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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