三井住友FGは3%高など銀行株が続伸基調、日銀の金融調節を受け追い風続く
- 2023/11/1 11:41
- 株式投資ニュース
■長期金利は一時0.960%まで上昇(11月1日午前)
三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は11月1日、ジリ高基調となり、午前11時にかけて3%高の7412円(192円高)まで上げ、前引けにかけても7320円前後で売買され続伸基調となっている。日銀が10月31日に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟運用を発表したことを受け、市中金利の一段上昇を容認したとされ、預貸利ザヤなどの面で業務に追い風との見方が強まっている。
日銀の金融調節を受け、1日の長期金利は一時0.960%まで上昇(新発10年国債の利回り)した。これを受け、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も続伸基調。東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>(東証プライム)や千葉銀行<8331>(東証プライム)などの地銀も続伸基調となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)