ファンデリーは18%高のあと戻り売りこなす、第2四半期決算が大幅に上ぶれ通期業績に期待集まる

■業績回復が示されたため相場の地合いが変わるとの見方

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は11月1日、大きく出直る相場となり、前場に18%高の349円(53円高)まで上げて約3週間ぶりに300円台を回復し、出来高も急増。後場も13時を過ぎて320円前後で堅調に売買されている。食事制限のある人などに向けて栄養士が監修する健康食の宅配などを行い、10月31日の15時に発表した第2四半期決算(2023年4~9月・累計)の各利益が従来予想を大幅に上回り、前年同期比で黒字に転換。注目が再燃している。株価は「価格帯別出来高」の厚い水準まで回復してきたため、目先は戻り売りをこなす局面との見方はあるが、業績回復が示されたため相場の地合いが変わるとの見方が出ている.。

 4~9月の連結営業利益は4月に開示した従来予想の2.4倍の46百万円となり、経常利益と四半期純利益は従来の赤字予想から一転、黒字となった。3月通期の予想は全体に据え置き、売上高は前期比8.1%の増加、各利益は52百万円から50百万円の黒字。営業利益は4~9月までで通期予想の88%を達成しており、通期予想には上ぶれ感が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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