キッコーマンは3月期末配当を24円引き上げ59円の予定に大幅増額

キッコーマン

■業績予想も増額修正し当期利益は従来予想を15%上回る見込みに

 キッコーマン<2801>(東証プライム)は11月2日の正午前に第2四半期決算と3月通期の連結業績予想、配当予想の増額修正を発表。株価は後場寄り後に8%高の9499円(716円高)まで一段と上げる場面を見せて一段高となり、2022年8月以来の9000円台に進んでいる。3月期末配当は4月に開示した従来予想の1株35円から24円引き上げ59円の予定(前期比では11円の増配)に大幅増額した。

 今期・2024年3月期の連結業績見通しは、第2四半期までの好調な推移に加え、下期の為替前提を130円/USDから145円/USD(年間142.66円/USD)に変更したことによる為替換算影響などにより全体に増額修正した。営業利益は4月に開示した従来予想を14.8%上回る614億円の見込み(前期比10.9%増)に引き上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益は同15.3%上回る506億円の見込み(同15.7%増)に引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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