【株式市場】前場の日経平均は313円安、直近4日間で2000円超の大幅高とあって上げ一服の様子

◆日経平均は3万2394円86銭(313円62銭安)、TOPIXは2342.71ポイント(17.75ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億3546万株

 11月7日(火)前場の東京株式市場は、NY市場でダウなど3指数は続伸した一方、半導体株指数は反落したことなどを受けて半導体関連株が高安混在で始まり、電子部品株や自動車株も総じて上値の重い相場になった。業績予想の増額修正が相次いだ大手商社株も総じて軟調。日経平均が直近4日間で2000円超の大幅高とあって上げ一服の模様。中で、マルハニチロ<1333>(東証プライム)や日本製鉄<5401>(東証プライム)などはしっかり。日経平均はNYダウ6日続伸にもかかわらず156円安で始まり、午前11時過ぎまで下げ幅200円台で推移し、前引けにかけて313円62銭安(3万2394円86銭)まで下押して安値引け。5日ぶりに反落模様となった。

 メイコー<6787>(東証プライム)、あすか製薬ホールディングス<4886>(東証プライム)が急伸し第2四半期決算などを好感。松屋フーズホールディングス<9887>(東証プライム)は一段高。そーせいグループ<4565>(東証プライム)はマイルストン受領や提携先の臨床試験開始など好感され出直り拡大。デザインワン・ジャパン<6048>(東証スタンダード)はストップ高。マイクロアド<9553>(東証グロース)は主サービスのデータ容量拡充など好感され底出直り急。

 東証プライム市場の出来高概算は7億3546万株、売買代金は1兆9909億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は1114銘柄、値下がり銘柄数は64銘柄。

 東証33業種別指数は4業種が値上がりし、水産農林、鉄鋼、石油石炭、卸売り、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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