スカイマークは再上場後の安値圏から出直る、筆頭株主に鈴与ホールディングス、期待強い

■投資ファンドなどが譲渡、13%保有の1位株主に

スカイマーク<9204>(東証グロース)は11月8日の後場、1038円(38円高)で始まり、前場に続いて再上場後の安値圏から出直る相場となっている。7日の夕方、筆頭株主のインテグラル2号投資事業有限責任組合などが市場外取引によってスカイマーク株式を鈴与ホールディングス株式会社(静岡県静岡市、鈴与HD)に譲渡すると発表し、新たな大株主の元での展開などが買い材料視されている。

この譲渡は株式の売出しに該当し、売出株式数は合計785万株(議決権割合13.01%)、売出価格は1株895円。鈴与HDは新たに1位株主になる。

空運業界では、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)が日本貨物航空をグループ化しているほか、11月6日位には、日本航空<9201>(東証プライム)からヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)にリースされた貨物航空機の最初の機体が同日「成田空港に到着」(NHKニュースWEB11月6日11時48分)と伝えられ、貨物航空事業の拡充が目立っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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