ストレージ王が12%高、アーバネットコーポレーションと提携、期待強まる

■「安定した用地確保が見込め新規開発の加速につながる」と

ストレージ王<2997>(東証グロース)は11月9日、再び出直って始まり、午前9時半にかけては12%高の636円(69円高)まで上げ、グロース市場の値上がり率2位に躍り出ている。8日の15時、投資用マンション開発のアーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、期待の高揚する相場となっている。アーバネットコーポレーションの株価も389円(4円高)と堅調で買い優勢になっている。

ストレージ王にとっては、「この取り組みにより、当社は首都圏において安定した不動産用地確保等が見込めるようになり、新規開発案件の加速につながる」(ストレージ王の発表資料より)。また、アーバネットコーポレーションは、「都心におけるセルフストレージ(個人向けのレンタル収納スペース)に対するニーズは高まっており」とし、アーバネットコーポが提供するマンションとの共同展開などが予想される。(HC)

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