住友不動産が高値に迫る、第2四半期は各利益とも最高を更新

■通期予想は据え置くが純利益は11期連続で最高の見込み

 住友不動産<8830>(東証プライム)は11月13日、一段と出直りを強める相場となり、4139円(115円高)まで上げた後も4100円台で売買され、9月につけた2021年以来の高値4190円に迫っている。前取引日の10日に発表した第2四半期決算(2023年4~9月・累計)が好調で、「営業利益、経常利益、純利益はいずれも第2四半期までの過去最高を更新」(決算短信)。好調さが改めて好感されている。「東京のオフィスビルを中心とした不動産賃貸事業と分譲マンションの引渡し戸数が増加した不動産販売事業がともに最高益となり業績を牽引した」(同)。

 第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)は、売上高が前年同期比6.4%増の5052.43億円で、営業利益は同8.5%増の1497.75億円だった。3月通期の予想は全体に据え置いたが、「通期業績予想に対する進捗率は経常利益60%、純利益61%と、3期連続の経常最高益と11期連続の純利益最高益達成に向け順調に推移」(同)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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