JPホールディングスは一段と上げ活況高、第2四半期の営業利益34%増など好感

■「バイリンガル保育園」などへの取組み強め独自色を発揮

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は11月14日、一段高となり、9%高の390円(31円高)まで上げて年初来の高値407円(2023年6月13日)に迫り、活況高となっている。保育園の運営数は最大手など幼児教育事業の大手で、13日の14時30分にかけて第2四半期の連結決算(2023年4~9月)を発表し、営業利益は前年同期比34.4%増加するなど好調。通期業績にも上振れ期待が出ている。

 第2四半期連結決算(2023年4~9月)は、売上高が前年同期比4.9%増の180.57億円となり、営業利益は同34.4%増の20.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同13.2%増の12.79億円だった。新たな施設としてネイティブ英語講師を配置した「バイリンガル保育園」の運営、「モンテッソーリ式保育園」のテスト導入などを行った。

 今期・24年3月期の連結業績予想は前回予想を継続し、売上高は363.90億円(前期比2.5%増)、営業利益は38.20億円(同4.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24.97億円(同7.5%減)。保育園の新入園・卒園といった事業特性から、通期業績見通しに上振れ期待があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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