ハイパーがストップ高、大幅増益決算には反応薄だったが続いて自社株買いを発表し好反応

■1~9月は売上高が6%増加し経常利益は65%増加

 ハイパー<3054>(東証スタンダード)は11月17日、急伸して始まった後ストップ高の380円(80円高、27%高)まで上げ、約3か月ぶりに380円を回復して急激な出直りとなっている。エプソン系のIT機器を中軸にITコンサルティングやソフトウェア受託開発、サイバーセキュリティ対策などのソリューションビジネスを行い、16日の15時に自己株式取得(自社株買い)を発表。14日に発表した第3四半期決算の大幅増益には反応薄だったが、自社株買いには買いが集まり好評価の相場になっている。

 自社株買いは、取得株式総数10万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.0%)、取得総額4000万円を各上限として、2023年11月20日から同年12月22日まで行うとした。14日に発表した第3四半期連結決算(2023年1~9月・累計)は、前年同期比で売上高が6.2%増加し、経常利益は同64.9%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は黒字に転換した。12月通期の予想は全体に据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る