アスカネットはBET(Razzプロダクション)の全株式取得、バーチャルライバー事業を通じてxR領域への事業展開を強化

 アスカネット<2438>(東証グロース)は17日、バーチャルライバー事業(Vライバー事業)・ライバー事務所向け支援事業を手がける株式会社BET(代表取締役:深水健悟、東京都品川区)が発行する株式全てを取得して子会社化することを決議したと発表。2023年11月17日(金)からシナジーを創出しながらxR領域において新たな価値を創造していく。

■背景

 アスカネットは「未来に感動を~INSPIRING THE FUTURE~」をビジョンに掲げ、同社の強みである映像・画像の知見と技術を活用し、xR領域における新規事業の取り組みを推進している。

 2022年8月に新しいサービス「かえでラボ」を立ち上げ、ソーシャルVR、クリエイター向けサービス展開やメタバースの未来を学生と共に創造する「アントレプレナーシップ体験型インターンシップ」などを中心に活動をしてきた。

 xR領域においては通信の高速安定化やスマートフォンをはじめとするデバイス機器の発展と浸透、コミュニケーションの多様化、アバター文化の普及などにより急速な市場の広がりをみせている。

 一方、BETは「私だけの、輝く自分に」というコンセプトのもと、Vライバー※1の創出に注力してきたエンタメ企業である。総勢550名以上のVライバーを抱える国内でも最大規模の事務所であり、業界を牽引してきた実績を持ち合わせている。

 今後ますますバーチャル市場が成長する環境下において、同社とBETのアセットを融合することにより、バーチャル世界での活動がより楽しくなるような取り組みを加速していく。

※1=Vライバーとはバーチャルキャラクターで各種アプリサービスを利用し、ライブを行う配信者の事

■株式会社BETについて

 2021年2月1日これからの世の中にワクワクできるような世界を目指すことを目的にエンタメ事業としてバーチャルライバー「Razzプロダクション」を設立。

 Vライバーとして活躍したい、自分の個性で人を楽しませたい方に対しての配信サポート、イラスト提供やイベント・キャンペーンの開催などを行うマネジメントサービス事業を展開。現在「Razzプロダクション」に所属し活動をするVライバー数は550名以上となる。イラスト、グッズなどのクリエイティブのクオリティも高く、イベントごとに展開するオリジナルグッズはVライバー、ユーザーから高い評価を受けている。

■今後の取り組み内容

 Vライバーとしての活動がより豊かに、楽しくなる取り組みや、配信を始めたいという方を後押しするような施策を行っていく。

Vライバーとの商品企画・開発及び制作、少量生産からできるオンデマンドグッズなど

その他
・リアル×バーチャルのコミュニケーション企画
・メディアミックス展開など

【代表者コメント】

■株式会社BET 代表取締役CEO 深水健悟より

 映像、画像領域において、新たな挑戦をし続けてきたアスカネットのxR領域展開にお力添えできることを心より嬉しく、そして楽しみに感じております。

 配信業界及びVライバー事業はまだまだ歴史が浅く成長段階の事業領域である。このチャレンジャングな領域で新たな「ワクワクできる世界」をアスカネットと一緒に作り上げていきたいと考えております。

■株式会社アスカネット 代表取締役社長 松尾雄司より

 昨今はxR領域の急速な発展により多くのサービスやカルチャーが生まれ、新たな市場が拡大してきております。想い出をカタチにすることの楽しさや大切さはリアルもバーチャル変わらないと感じております。

 BETが取組んでいるエンタメ領域におけるバーチャル空間での活動を、より楽しく豊かにできるように、サービスの企画や商品の開発を両者で力をあわせて進めていきたいと考えております。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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