ジーデップ・アドバンス、AIスーパーコンピューティングクラウドサービス「NVIDIA DGX Cloud」の受注を開始
- 2023/11/21 08:52
- プレスリリース
AIとビジュアライゼーションのソリューションカンパニーであるジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は20日、米国NVIDIA社のAIスーパーコンピューティングクラウドサービス「NVIDIA DGX Cloud」の受注を開始したと発表。
「NVIDIA DGX Cloud」はNVIDIA DGX AIスーパーコンピューティングの専用クラスターに、NVIDIA AIソフトウェアを組み合わせたクラウドサービスであり、ユーザーはシンプルなウェブブラウザーを使用して独自のAIスーパーコンピューターにアクセスできるようになる。
マルチノードのNVIDIA DGX A100/H100で構成された「NVIDIA DGX Cloud」は月単位で利用が可能で、LLMなど大規模なマルチノード トレーニング ワークロードの開発を迅速かつ簡単にスケーリングできる。
■「NVIDIA DGX Cloud」の特徴
・大規模なAI学習に適したハイパフォーマンスとスケーラビリティ
DGX Cloud は ミニマムで4ノードから構成され、各ノードはNVIDIA H100またはA100 80 GB Tensor コア GPUを8基搭載し、合計640GBの広大なGPUメモリを提供する。各ノード、各インスタンスは広帯域で低遅延なNVIDIA Networkingで接続されており、ワークロードを容易にスケーリング可能で、インスタンスが 1つの大規模なGPUとして機能する高度なAIトレーニングのパフォーマンス要件を満たすことができる。
■豊富なGPUリソースをすぐにアロケーション
生成AIなどの需要の高まりで世界的にひっ迫しているGPUリソースNVIDIA A100/H100を搭載したDGXが標準約30日でアロケーションされる。ユーザーは自宅からでもオフィスからでもウェブブラウザ経由でAIスーパーコンピューターにアクセスが可能である。
■充実したソフトウェアスタック
DGX Cloudには、NVIDIA AIプラットフォームのソフトウェア レイヤーである NVIDIA AI Enterprise が含まれており、事前トレーニング済みモデル、最適化されたフレームワーク、および高速化されたデータ サイエンス ソフトウェアやライブラリにより、ユーザーはAIプロジェクトをすぐに開始できる。
また、NVIDIA Base Command Platformソフトウェアを使用してDGX Cloudのワークロードの管理とモニタリングが可能である。Base Command Platformでは、DGX CloudとオンプレミスDGXのおけるシームレスなユーザー エクスペリエンスが提供される。
■GPUリソースの安定確保にむけて
現在、世界的なGPUの急激な需要増加によってNVIDIA H100やNVIDIA A100などのデータセンターGPUの納期が非常に長期化している状況である。ジーデップ・アドバンスでは多彩なポートフォリオで顧客の要望に応えている。
なお、「NVIDIA DGX Cloud」は、アカデミックユーザー/「NVIDIA Inception Program」パートナー企業向けに特別価格でご提供している。
■ジーデップ・アドバンスについて
ジーデップ・アドバンスは、「Advance with you」をミッションに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやハイエンドワークステーション、広帯域ネットワークや高速ストレージを用いたクラスターシステム、さらにライブラリやコンパイラ、ジョブスケジューラなどの運用ツールの提供構築から運用支援まで、仕事や研究を前に進めるための手段をオンプレミスやレンタル、クラウドなどあらゆる形態で総合的に提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダである。NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナー認定を受けて活動している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)