フジプレアムが後場一時急伸、「空飛ぶ基地局」プロジェクトへの期待再燃
- 2023/11/21 15:13
- 材料でみる株価
■「まだゴールまで遠い状況」だがあらためて期待をつなぐ
フジプレアム<4237>(東証スタンダード)は11月21日の後場寄り後に急動意となり、一時14%高の403円(48円高)まで上げる場面を見せて約4か月半ぶりに400円台を回復し、その後は伸びきれないが380円前後で堅調に売買されている。昼の時間帯に「超軽量高効率太陽光モジュールの実現に向けて」を発表。「独自の精密貼合技術を用いてソフトバンク<9434>(東証プライム)の先進的な『空飛ぶ基地局』プロジェクトで使用される飛行体に搭載される太陽電池モジュールの軽量化に協力し開発している」とし、注目が集まった。
発表では、「まだゴールまで遠い状況ではありますが(中略)実現に向けてさらに開発を進めてまいります」とした。このため株価の伸びが今ひとつになったようだが、あらためて期待をつなぐ効果はあったとの受け止め方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)