エストラストは個人株主数が減少

株式

■株主数を増やすには、増配か株主優待の新設が最も有効

 エストラスト<3280>(東1)のIR担当者が、9日に来社された。個人投資家の株主数が減少しているので、対策が必要ということでアドバイスを求められたので、株主数を増やすには、増配か株主優待の新設が最も有効であることを提案した。

 同社の場合は、山口県に本社があることから、地方銘柄ということで、株価は割安になりがちである。一方、業績は不動産セクターに属しながらも、リーマンショックでも業績は落ち込むことが無かったほど良好である。背景には、経営において、慎重なかじ取りをしていることが挙げられる。今期も、不良在庫を持っていないことから、不安要因は少ない。

 現在の株価は、チャイナショックの影響もあり、PBRが1倍を切った状態である。今後、株主対策が具体的に出てくると、反発も期待できる。

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