日本アビオニクスが阿蘇山の噴火に急反応し「熱」感知装置など再認識

株式市場 銘柄

 日本アビオニクス<6946>(東2・売買単位千株)は10時前から急動意となり、約9%高の196円(16円高)まで上げて前引けは6.7%高。東証2部の値上がり率4位に入った。「熱」感知装置などで知られ、阿蘇山が14日午前10時前に噴火したと伝えられたことなどが思惑買いを呼んだようだ。同社株は空港などで発熱者を検知するシステムでも知られ、発熱などの症状が出るMERS(中東呼吸器症候群)が流行した15年5月から6月には短期間に2.5倍に急騰したことがある。また、防衛関連株と位置づけられ、北朝鮮のミサイルを発射に関する報道などで急伸することもある。

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