アジア航測は堤防決壊に加え阿蘇山の噴火も思惑呼び出直り強める
- 2015/9/14 11:23
- 株式投資ニュース
アジア航測<9233>(東2・売買単位千株)は11時にかけて5%高の389円(19円高)まで上げ、取引時間中としては8月31日以来の380円台に進んでいる。航空測量の大手で、前週、北関東から東北南部を襲った豪雨による堤防決壊などの災害に加え、阿蘇山が14日午前10時前に噴火したと伝えられ、思惑買いを呼んだようだ。2015年9月決算は小幅減益の見込みだが、8月下旬を下値に持ち直しているため前期の業績は織り込み済みの様子がある。ここからは、高下しながら今期の業績に関心が高まる形で出直りを強める期待が出ている。