■社用車の遊休時間や維持費の削減に貢献するカーシェアリングサービス
スマートバリュー<9417>(東証スタンダード)は12月1日、43円高(10.24%高)の463円まで上げて急反発している。同社は本日、自動車1台を企業と従業員がシェアできるカーシェアリングサービス「しぇあくる」を2023年12月1日から提供すると発表した。同サービスは、株式会社しぇあくるが提供していたものをリニューアルしたものである。
「しぇあくる」は、社用車の稼働率を高め、維持費を削減するとともに、従業員の福利厚生や可処分所得の増加にも寄与するサービス。自動車に車載器を取り付け、個人認証カードで利用者を識別し、ビジネス利用とプライベート利用を切り替えることで、データの管理や料金の徴収を行う。企業は共同使用料というかたちで従業員から社用車の私的利用分の費用を徴収できるため、経費が最大40%ほど削減できるという。
また、「しぇあくる」は、従業員が保有しているマイカーを社用車にするという活用方法も可能だ。業務利用中の距離や時間を厳密に管理できるため、運行管理が容易になるという。スマートバリューは、今後も「自治体の公用車をその自治体の住民」「企業間でのカーシェア」など、様々な領域での活用事例を広げていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)