サンバイオは第2四半期業績を上方修正

銘柄

■大日本住友製薬との共同開発に伴う開発協力金が見込みを上回る

 サンバイオ<4592>(東マ)の今期第2四半期業績は、当初予想を上回って着地した。

 第2四半期連結業績の事業収益は、当初予想を33百万円上回る4億11百万円、営業利益は8億61百万円上回る△5億55百万円、経常利益は8億89百万円上回る△5億32百万円、純利益は8億91百万円上回る△4億40百万円と当初予想を大きく上回る結果となった。

 事業収益が増加した要因は、大日本住友製薬との共同開発に伴う開発協力金が見込みを上回ったことによる。

 利益面において当初予想を大きく上回った原因は、現在開始準備中の再生細胞薬SB623の脳梗塞用途フェーズⅡb臨床試験(米国)および外傷性脳損傷用途フェーズⅡ臨床試験(米国)にかかる費用の計上時期が、当第2四半期累計期間から当第3四半期累計期間にずれ込んだことによる。

 なお、脳閉塞用途及び外傷性脳損傷用と共に開発は予定通りに進捗している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る