サンバイオは第2四半期業績を上方修正

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■大日本住友製薬との共同開発に伴う開発協力金が見込みを上回る

 サンバイオ<4592>(東マ)の今期第2四半期業績は、当初予想を上回って着地した。

 第2四半期連結業績の事業収益は、当初予想を33百万円上回る4億11百万円、営業利益は8億61百万円上回る△5億55百万円、経常利益は8億89百万円上回る△5億32百万円、純利益は8億91百万円上回る△4億40百万円と当初予想を大きく上回る結果となった。

 事業収益が増加した要因は、大日本住友製薬との共同開発に伴う開発協力金が見込みを上回ったことによる。

 利益面において当初予想を大きく上回った原因は、現在開始準備中の再生細胞薬SB623の脳梗塞用途フェーズⅡb臨床試験(米国)および外傷性脳損傷用途フェーズⅡ臨床試験(米国)にかかる費用の計上時期が、当第2四半期累計期間から当第3四半期累計期間にずれ込んだことによる。

 なお、脳閉塞用途及び外傷性脳損傷用と共に開発は予定通りに進捗している。

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