グラッドキューブ、パーソナライズ動画広告の自動生成技術を開発、新サービスを企業化

■ユーザーの興味関心に応じた動画広告をAIで作成

 「データ×AIの力で世界中のプラットフォームとなる」をビジョンに掲げ、データ解析力を強みとした幅広い事業を展開するグラッドキューブ<9561>(東証グロース)は、2023年11月9日(特許申請日)に、パーソナライズされた動画広告の自動生成技術の開発をしたと発表。この技術は、動画を視聴したユーザーの趣味嗜好等の特定の情報を取得し、そのユーザーの興味関心に合った動画広告をAIで作成するソリューションサービスである。ユーザーは必要な情報を効率的に得られ、企業側は最適なユーザーにピンポイントで情報発信ができるというメリットがある。この技術は、特許出願中であり、今後の事業拡大への貢献に期待できる。

 同社は、このソリューションサービスを、全世界の動画配信事業者や国内の大手広告代理店および動画広告事業者に提供する予定である。また、自社のSaaS事業やマーケティングソリューション事業、スポーツメディア事業、受託開発事業などの既存事業のマーケティングとしても活用するという。販売開始時期は未定であるが、2024年12月期のサービス提供に向け準備を進めている。同社2023年12月期および2024年12月期の業績に与える影響は軽微と見込んでいるが、収益向上に期待できるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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