テラスカイ、関西電力送配電の現地出向業務に続き検針業務のシステムのクラウド移行に成功

■iPhoneで業務を完遂、数億円のコスト削減効果が見込まれる

 テラスカイ<3915>(東証プライム)は、関西電力<9503>(東証プライム)送配電の一般業務と検針業務のシステムを、セールスフォース・ジャパンのフィールドサービスソリューション「Salesforce Field Service」に切り替えたと発表。フィールド担当者はiPhoneで業務を完遂できるようになり、業務効率化と数億円のコスト削減が見込まれる。

 一般業務では、年間約186万件、年間約3000人のフィールドエンジニアが対応する「一般問い合わせ」の管理システムと業務フローを改革した。2022年10月から全域で導入した。検針業務では、約1300万台の電力メーターのスマートメーター導入完了に伴い、システムと業務を刷新した。遠隔検針が機能しない一部メーターを効率的に検針するため、ルート提案が可能なSalesforce Field Serviceに切り替えた。2023年4月に運用を開始した。

 関西電力送配電は、一般と検針業務のシステム移行により、紙・帳票の削減、作業コストの大幅削減を実現した。Salesforce Field ServiceやSaaSの適用範囲の拡大を視野に、一層のDXを推進する。テラスカイは、引き続きSalesforce Field Serviceの導入支援、ならびにDX推進のための構築を通じ、関西電力送配電のDXを支援する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る