【引け後のリリース】エスケーエレクトロニクスが自社株買い

引け後のリリース

■1049円以上でダブルボトム完成、これに向けた上げ狙う妙味も

 エスケーエレクトロニクス<6677>(JQS)は14日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、2015年9月15日から同年10月30日までの期間に、取得上限株数16万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.42%)、上限金額1.5億円の規模で実施するとした。

 14日の株価終値は950円(20円高)になり、中国株の波乱を受けて全体相場が急落した8月下旬にさかのぼると、急落前の1200円前後に対して回復の鈍さが目立つ。ただ、急落場面では8月25日に860円まで下げ、やや回復したあと9月8日に同じく860円まで下げる場面があり、信頼性のある底入れとされるダブルボトム(2点底)を形成する可能性がある。セオリー上、ダブルボトムが完成するには、やや回復した際の上値である1049円を上抜く必要があるとされるが、これを待っていては乗り遅れるケースも少なくないとの声が聞かれる。

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