ナ・デックスは後場ジリジリ持ち直す、「資本コストや株価を意識した経営」に期待強まる

■ROE、PBRなどの現状分析を踏まえ次期中期計画を策定中、段階的に開示

 ナ・デックス<7435>(東証スタンダード)は12月8日、朝方の12%安(129円安の960円)を下値にジリジリ持ち直し、14時40分を過ぎて8%安(129円安の999円)まで回復して底堅い相場になっている。7日15時過ぎに発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)は前年同期比で営業利益が65%減、親会社株主に帰属する四半期純利益も同44%減だったが、同時に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」も発表。次第に注目し直される様子がある。

 「資本コストや株価を意識した経営の実現については、ROE(株主資本利益率)、PBR(株価純資産倍率)などの現状分析を踏まえ、「事業の成長、資本収益性の向上ならびに株主資本コストを上回るROEを継続的に実現することによる株価向上などを念頭に置き、2025年4月期を初年度とする次期中期経営計画(2024~2026)の策定を進めており、段階的に開示を行っていく予定」とした。第3四半期に「骨子」を開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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