レーザーテックが高値を更新、米金利動向も注目要因で米12、13日のFOMCに期待強まる

■日経平均が下げた日も底堅かったため下値の固さを再認識

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は12月11日、再び上値を追う相場になり、一時3万5740円(1380円高)まで上げて3日ぶりに直近高値を更新し、株式分割を調整後の上場来高値3万6090円(2022年1月)に向けて出直りを強めている。前週末のNY株式市場で半導体株などのハイテク株が再び活況となり、好感買いが再燃。日経平均が550円安だった12月8日も同社株の下げは0.9%(330円安の3万4360円)に過ぎなかったため、底堅さが再認識されている。

 半導体関連株などのグロース株は、米国金利の利上げ打ち止め観測、低下観測が再燃するたびに活況高となっている。米国の金融政策決定会合FOMCは12月12、13日の予定とされており、政策金利の据え置きが予想されている中で、さらなる株高支援要因が飛び出すかどうか注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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