日本アジアグループ:国際航業、台風18号での浸水範囲推定

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■常総市中心の姿、レーダ衛星(伊)撮影画像で

 グリーン・コミュニティの実現を目指す日本アジアグループ<3751>(東マ)傘下の国際航業は、台風から低気圧に変わり、関東から東北にかけて大きな被害を残した台風18号豪雨災害について、イタリアのレーダ衛星COSMO-SkyMedを使い、衛星撮影時点(9月11日17時12分)の浸水範囲を推定した成果を開示した。

 レーダは雲を透過するため、豪雨災害時や災害直後など、雲が多い天候の中でも地表を撮影することが出来る。浸水部分はレーダ波が反射して戻らず、画像上で暗く表現されるため、画像処理を行ってその領域を抽出し、衛星撮影時点での浸水範囲を推定している。

 また、同日、人の目に見える色と同様の色で地表を見ることが出来る高分解能光学衛星(WorldView-3)で撮影された光学画像も公開した。
同社では、「浸水域は、濁水で覆われていることが分かるところから、レーダ衛星画像と光学衛星画像を併せて利用することで、広域の浸水範囲がより把握しやすくなる」という。

azia1.jpg

〔浸水域推定図〕茨城県常総市付近 COSMO-SkyMed Product 〓 ASI(2015). All Rights Reserved. Distributed by e-GEOS/国際航業株式会社解析

詳しくは国際航業株式会社ホームページをご覧ください
http://www.kkc.co.jp/service/bousai/csr/disaster/201509_typhoon18/

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